渡辺みり愛「もう清楚じゃない」松平璃子と写真展『DOMAIN』で新境地

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松平璃子・渡辺みり愛
松平璃子・渡辺みり愛

元欅坂46・櫻坂46メンバーの松平璃子と元乃木坂46メンバーの渡辺みり愛が11日、東京・ギャラリーフェーレス表参道でコンセプチャル写真展『DOMAIN』の開催を記念したメディア向け事前取材会に出席した。

当展は、モデルを務める松平の造形美にフォーカスし、多彩な視覚的芸術アプローチによって表現する写真展。クリエイティブディレクターを務める渡辺が独自のファッションカルチャー視点から構成し、これまでの松平のイメージにとらわれない新たな「美の領域」拡張の可視化を実現した。

タイトルの『DOMAIN』の意味は『領域』。松平さんが所属を変えて新しく芸能で活躍していく『領域』を、渡辺さんの新しいクリエイティブな領域と掛け合わせて、今回のタイトルに込めたという。

開催の経緯について、松平さんは「もともとみり愛ちゃんとお仕事をご一緒したことがあって、私にない世界観をみり愛ちゃんがすごく持っているので、それを自分に足してみたら、どんな色が出るんだろうと思ってやってみました」と明かした。

渡辺さんは衣装のコンセプトや買い付けも含めて任されたとし、「アイドル時代のイメージを脱却させたいっていうのが根本にあった」と説明。可愛らしさを残しつつ尖った要素を加えた紫の衣装や、あえて毒々しさを出した白の衣装など、3パターンのコンセプトを考案したという。撮影に臨んだ松平さんは「今までなかなか着ない奇抜な色や衣装だったので、どんな風になるんだろうってワクワクしながら臨みました」と振り返った。

クリエイティブ活動をかきたてるインスピレーションの源について、渡辺さんは「私が好きなアーティストがXG(エックスジー)なので、紫の衣装は撮影の時からすごくXGっぽいって話していました」と語った。

一方、松平さんは「私の源は音楽ですかね。ロックがすごい好きなので、元気がないときはいつも音楽を聴くようにしています」とし、撮影中も「アップテンポなロックをずっと流していました」と明かした。

撮影は午前10時から17時まで1日がかりだったといい、渡辺さんは「最後の方めっちゃヘトヘトになって」と苦笑。松平さんは「みり愛さんが写真を撮るたびにずっと『可愛い』ってリアクションしてくれたので、ずっと楽しかったです」と明かした。

お互いの当初の印象について、松平さんは「乃木坂46の先輩なので尊敬でしかないですね」。渡辺さんは「最初からすごく出来上がってるなっていうイメージでした」と語った。今回の仕事を経て、渡辺さんは「親しみやすいなと思いました」と印象の変化を明かし、松平さんも「想像した通りのみり愛さんでした」と笑顔を見せた。

松平さんは、白い衣装の1枚をお気に入りに挙げ、「スタイリッシュでクールな感じに撮れた気がして嬉しかったです。傘も全部みり愛さんが手で作ってくれたので、それも込みで嬉しかったです」と紹介。

渡辺さんは「私はどぎつい紫の写真が好きで、絶対キービジュアルにしてくださいって言ってたんです。結局、違う写真に決まりましたけど、それぐらい好きです」と明かした。

印象的なアイテムとなった傘の制作エピソードについて、渡辺さんは「5分ぐらいで作りました。あえて無造作な感じを出したかったので、大きい花を一つだけにして、他はバラバラにしたり、色んな色のレースをつけてみたりして色合いを考えました」と裏話を明かした。

渡辺さんは、グループ卒業後もアイドルに囚われてしまっていることへの不満について、「私たちがいたグループが『清楚』『かっこいい』と言われてきたせいか、辞めてからも真っ白のフワフワワンピースのような衣装が用意されてしまう。本当はハデハデな服が好きなのにって、本来の自分を見てほしいなって想いがずっとありました。自分の好きなものをどうやってファンの方に伝えられるかなって考えた時に、プロデュースから入ったらいいんじゃないかなと思い立ちました。“もう清楚じゃないよ”って、アイドル脱却を意識しました」と明かした。

今回スタイリストとして参加したことで、渡辺さん自身の見た目も変化。「私の想像するスタイリストってちょっと派手なんですよ、だから今日はすごく派手な前髪にしちゃって後悔してます」とエピソードを明かし、「これがメディアさんに出るのか、やりすぎたな」と笑いを誘った。ちなみに、緑の髪は染めたわけではなく付け毛だそうだ。

松平さんもアイドルのイメージに囚われていると明かしつつ、「あの当時を知ってくれてありがとうって気持ちがあるので、それを悪いとは思わず、いい風に自分のオリジナルを出していきます」と自身のスタンスを語った。「昔から可愛いものが好きなので、年齢と一緒に違うものを加えていきたい。昔のファンの方々も一緒に年齢を重ねているので、皆と共有できるような感じです」と続けた。

次回の構想について、モデルとディレクターの役割を逆にすることを提案されると、渡辺さんは「全然いいですよ。やりたい」と即答。松平さんは「みり愛さんが今回すごくて。璃子には絶対にできないかも」と尻込みしつつも、「やり方を教えてくれれば交代したいです。裏方でやったことがないので新しいことをやってみたいです」と意欲を見せた。

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